2016年4月3日日曜日

生き延びるために

「恐怖を解き放つ」で、
大事な事があります。
「サバイバー=意志によって闘う人」

 直訳すれば
「サバイバルする人」「生き伸びる人」になります。

これは、アレキサンダー・ローエンの
「バイオエナディティックス」の理論から生まれています。


私達は、
「生き延びる闘いのために
多くのエネルギーを傾けていれば、
自己表現は必然的にそのしわ寄せを受ける」と
言うテーマ持ち、生きています。
自分の「素直な感情」を表現する事が自然体です。
(わがままを言う事ではありません)
対人関係のおいて
「喜怒哀楽」を感じれば、
吐き出すことによりクリアする事ができます。
ごく自然な行為です。

しかし、その自然な感情を表現すれば
「嫌われる」事になります。
この事を、親子間で行ないます。
幼い子供と親との関係で!

幼い子供は、
生活の中で色々な感情を持ちます。
感情を溜め込んでいると
心のバランスが取れなくなり、
不安になります。
不安にならないようにするために、
その感情を
一番よく理解してくれる親に吐き出します。
受け止めてくれるとの思いで。

しかしながら、
親のタイミングで「OK」の時は
受け止めてくれますが、
「NO」のタイミングでしたら、
拒絶されます。
親もそんな環境で育っていますので、
子供を受け止める事が出来ないのです!
特に「NO」の時、
親は
「怖い顔、嫌な顔、悲しい顔」などをしてきます。
子供にとって
「親が笑顔でやさしく接してくれる姿が
愛されている姿」=生きて行けます。
逆に
「親が怒っていたり、悲しんでいたり、嫌がっている姿は、
愛されていない姿」=生き延びれない=「死」を意味します。

その結果、私達は
「親の顔色を観ながら、
自分の感情を殺し、
呑み込む」事を選びます。
それも自然な事だとして!
つまり
「自然な感情を出す事は死を意味する」
=「生き延びるために自分の感情を殺す」
=「感情を出す事は死を意味する」事になります。
「死=恐怖」を意味しますから、
「感情を出す=恐怖」に繋がります。

こうして「サバイバー」が誕生したのです!
「生き延びるために、闘う人」として
人生を送ってきました。


「サバイバー」から脱却するために
「恐怖を解き放つ」事が必要です。


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