講座の前後で、生徒さん達が相談事を持ってこられます。
特に基礎クラスでは多いようです。
どうしても今、困っている事に振り回されている、
せいではあるのですが。
仕事の相談、
友達付き合いのもめ事、
恋愛相談(これは特に多いですね)、
親との問題、
夫婦関係等色々です。
その中でも必死になって相談されるのが、子供のことです。
「いじめに遭っている」、
「登校拒否」、
「学校の先生とうまく合わない」、
「摂食障害」、
「学習障害。多動行動」など色々です。
親御さんにとっては必死です。
でもいつもお母さんばかりですが。
どのように接すれば良いか、
アドバイスは?、
など聞いてこられます。
同じトラブルでも、その子によって違います。
100の例があれば100の経緯があります。
その子に合った対処法が必要です。
短い時間の中ではありますが、
よく事情を聞き、
想定できる問題点を見つけ、
取りあえずの関わり方を伝えます。
お母さんは必死なので、
帰ってすぐに実行されます。
その結果を翌週の講座の日に説明されて、
次の対処法を聞いてこられます。
(本当に孤軍奮闘のようです。)
この様な事が、
毎週のように繰り返される事があります。
そして少し子供が落ち着いたら、
ほっとされて、今まで頑張って来た事を忘れ、
またもとの関わり方をされます。
そして暫くすると、子供は又もとの状態に!
確かに、
子供の為に必死で頑張られているのは分かります。
しかし、どこかおかしい所があります。
「子供のためならば何でも私はします。」
「どんな苦労もいといません。」
「私の関わり方が悪いから。」と訴えられます。
皆さん真剣です。
でも私の目から見ると
どこかピントがズレているようです。
私の心に響いてくる声は
「今の苦しい私を分かって。
これだけ頑張っているのだから
私が楽になる方法を教えて。」です。
気づかない間に叫んでいるときが多々あります。
このような状態の時は、
子供は変わりません。
一度しっかりと「誰が楽になりたいのか」と
言う事に気づいてください。
プラス、お父さんの協力もとても大切です。
二人三脚でないと乗り越えれません。
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